SSブログ

奇妙な話(不思議な光) [怪談]

 一昨日の帰宅時のお話。私の勤務は夜にかけてなので、いつも自宅に到着するのは夜の10時半を回ってしまいます。一昨日もいつものように車を運転し、自宅まであと10分くらいかなというあたりに差し掛かった時です。
 フロントガラスから見える南方向の空に、光が見えました。横長に平たくて黄色く輝く光でした。飛行機のピカピカするライトよりもずっと大きいサイズ感の光・・・。若干上空に向かうような角度で直進していました。「あの光なんだ?」と思いながら、その光の動きに注目していたのですが、スッっと細く変形しながら消えてしまいました・・・。
 その日の空は星座がハッキリ見えるような晴れた状態で、光が隠れるような雲もない・・・。流れ星や火球も目にしたことがありますが、スピードも違うし移動しているのを見守る時間も随分あったし・・・。県内近場の空港の時刻表も確認したけど、その時間の運航はないっぽい・・・。
 「もしかしてUFO!?」なんて思うとワクワクしてしまいますが、やっぱり正体が分からないものを見たモヤモヤを抱えています。
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

奇妙な話(本気の後ずさり) [怪談]

 お盆ですね。今朝は7時に家を出てお墓参りに行ってきました。8月のお墓参りシーズンっぽくギラギラ陽が照り付ける朝でした。このシーズンはTVでも怪談物がオンエアされることが増えますね。そういえば、私もちょこちょこ奇妙な経験をしてきたかもな~と思ったりするので、少しずつ書き出してみようかと・・・。
 就寝中に金縛りにあったり、何かが来たかもな~なんてことを覚えているのは小学校中学年位からです。そんな日があった翌朝は、「体が動かなかった」とか「何かが体に乗ってた」なんてことを両親に話しても「夢だよ。」で済まされるのが常でした。まぁ、それが普通だなとも思います。
 小学生の頃の奇妙な思い出で心に残っているのは、10歳くらいのことです。まさに今位の暑い日でした。夜中、喉が渇いて目を覚ました私は、「水でも飲もう。」と思い、1階の台所に向かいました。当時の私の部屋は2階にあり、台所には2つの行き方がありました。一つは「階段⇒玄関⇒居間⇒台所」、もう一つは「階段⇒玄関⇒脱衣所・トイレ⇒台所」のルート。私は居間の日本人形がとても怖かったので、脱衣所・トイレを経由するルートを選びました。
 玄関と脱衣所・トイレの境は横にスライドするドア。古い作りだったので、ドアがスライドするレールのような部分は1センチほど床から高くなっていました。ドアを開ける時、つまづかないように視線は自然とその段差に向けられていました。
 当然何も考えることなく、ガラッとドアを横にスライドしたとき、下に向けられた視線に飛び込んできたのは・・・・・

 つま先をこちらに向けている2本のきれいな真っ白い足!

 その時の自分の行動はハッキリ覚えています。まさに後ずさり。人が「マズい!」と思うとこんな動きをするんだなと、今でもハッキリ思い出します。
 一目散に部屋に戻り一呼吸置き再びドアを確かめに行きましたが、何もいませんでした。勇気を振り絞ってトイレやお風呂場の中も見ましたが、誰がいるわけもない・・・。水を飲んでも落ち着かない気持ちのまま再び眠りにつきました。
 
 大人になってこのことを思い出して考えるのは、「自分の視線が下ではなくて正面を向いていたりしたら、何を見ていたんだろう・・・・」ということ。足でも鮮明に覚えているのに、もし顔を見たりしていたらと考えるとゾッとします。

 本気の後ずさりというお話でした。
nice!(4)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。