レジデント

　デンマークのゾンビ映画です。定番ですが原因不明の感染によりゾンビ化が始まった世界のお話です。おなじみのゾンビ映画の流れで、ある意味安心して楽しめました♪
　恋に狂った馬鹿な兄ちゃんのせいでパンデミックが拡大したり、その兄ちゃんのせいで生じたトラブルで軍隊がサッサと逃げて行ったりと、イラっとしたり、そんなわけないだろと突っ込みたくなる場面は多々ありますけどね（笑）
　光に反応したり、そんなに機敏に動くでもなく、大群で来る怖さがあって、古き良きゾンビ映画の懐かしさも感じながら見ましたよ♪自分の家＆自宅の周囲のみというものすごく狭い範囲で追いつめられるシチュエーションもなかなか怖かったです。ゾンビ化した自分の娘にかみつかれる母と父が最後というのも・・・。
　１時間２０分という短さなのでサクっと見れていいです。Huluで配信中です。

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷

　超常現象が大好きなので、この家のお話も昔から知ってはいましたが、いよいよ映画になったということでレンタルしてみました。呪いを避けるために３８年間も毎日２４時間体制で増築し続けた家のお話。ウィンチェスター家の未亡人サラが家族の不幸について霊媒師について聞いたら、「あなたの家の製品（銃）で死んだ人たちの呪いだ！呪いはあなたにもふりかかる。でも家を増築すれば避けられる！」みたいなお告げを信じての行動のようですね・・・。
　見終わった感想は、「怖くない・・・」の一言でした。幽霊と主人公たちの戦いは当然フィクションなんでしょうけど、別にウィンチェスターハウスを舞台にしなくても成立するといいますか・・・。霊媒師のお告げがあからさまに常軌を逸してるし、それを信じたサラも常軌を逸してます。そっちにフォーカスした方が怖かったかもと思いました。
　武器メーカーに呪いがかかるもんなら、少なくとも兵器による凄惨な殺戮はなくなるかもな、サラは間接的でも人を殺すってことに罪の意識を感じるある意味まともな感性の持ち主だったのかな等とお化けとは関係ないことを考えながら見てました。

ザ・メガロドン

絶滅生物メガロドンとアメリカ海軍の戦いのお話。
全編、チープなCGと軍人らしくないお芝居に苦笑して終わりました。ストーリーも見せ場やメリハリがなく、早送りせずに見るのが辛かったです(泣)
隣の棚に並んでた、ジェイソン・ステイサムさんが出てる方をレンタルすれば良かった(泣)

未来のミライ

　あくまで私の映画感想です。「私は」全く共感できず、楽しくもない１時間半でした（泣）
　まず、男の子の声が大人の女性の声のまんまで冒頭から違和感しか感じません・・・。そして、妹に嫉妬するくんちゃんの赤ちゃん化がひどすぎて、腹が立つ以外の感情が湧かない・・・。さらに、２人目の子供にも関わらず、くんちゃんへの関りが下手すぎる両親に怒り・・・。そりゃ、くんちゃんもやさぐれるよ・・・。
　我が家の息子は赤ちゃん帰りはひどくなかったのですし、先日生まれた娘にはしっかりお兄さん・お姉さんです。今回は年が離れているせいかもしれませんが、我が家の子供たちは良い子だな～と思ったり、実は我慢させちゃったのかなと心配になったり・・・。自分の子供について考える機会になったのは良かったです。息子にとって一人目の妹が生まれる時は、寂しくないように自分がガッツリ相手すると決めたこともあって、今の色々一緒に楽しんだり挑戦する関係性ができたんですけね♪
　息子と娘はゲラゲラ笑ったりして大いに楽しんでましたし、奥さまも悪くない感想を持ったようですからダメな映画ということではないんだと思います。でも、私にとっては・・・（泣）

ザ・リング リバース

　パッケージに、「原作に忠実」とか「最も怖い」なんてことが書かれていたのでレンタルしてみました。呪いのビデオを見た人は７日以内に死を迎える、呪いを避けるにはコピーを誰かに見せるというおなじみの設定です。
　映画冒頭からビデオの呪いのせいで飛行機事故が起きます。おいおい、随分スケールのデカい呪いがあるもんだな、大丈夫か？と思って見始めましたが、あとは個人レベルの呪いで進行します。なんだか府に落ちないまま見進めます。
　映画全体は面白く観れましたが、ホラーというよりサスペンス？っていう印象が強く残りました。そして、個人的には主人公の女の子が、ある意味怖い・・・。連絡が取れなくなった彼氏を探しに大学の教授に張り付いてみたり、呪いを受け止めるためにいきなりビデオを見たり・・・。彼氏への執着がストーカーっぽくて気持ち悪くてダメでした（泣）
　ストーリーの序盤は「７日過ぎるまで、あと何日、何分！」と時間を気にするハラハラがあったのに、後半はそれがなくなります。リングの設定はほぼ意識することなく、サマラ＋もう一人の悪い奴が加わったパニックものとして見ることになりました。
　リングじゃなくてもいいじゃないか！？と言えなくもないですが、別に「リングでもいいじゃないか」とも思います。決してつまらないということではなく、リングの設定が十分に生かされてないリングかなと・・・。

IT それが見えたら終わり

　過去の作品のリブート版だそうです。映画第１作を見たのっていつだっけ・・・？という位、随分前に鑑賞したのを覚えています。多分２０年くらい前に見たんじゃないかな。その時はピエロ（ペニーワイズ）がひどく不気味で不愉快なヤツだったというのが強烈に記憶にあります。それと、確か子供が立ち向かったんだよな・・・位でしょうか。ホラーの部分はほぼ覚えてないので、新鮮味を失わず見ることができました♪
　相変わらずペニーワイズが不愉快・・・。子供を食べちゃうってのが余計に不愉快さを増長させます。映画の冒頭、最初に犠牲になる男の子がなんともあどけなくて可愛かったもんだから、このクソピエロ！ゆるせん！って感じで見てました。
　ホラーの怖さを楽しむより、ペニーワイズと不良男たちのゲスさ加減に腹を立てた映画でした。最後にIT 第一章と出ましたが、続編はあるのでしょうか。ペニーワイズが復活したら集まろうと約束した主人公たちがどうするのか気になります。私だったら再び関わるのは絶対イヤですけど（笑）

パラノーマルアクティビティ 呪いの印

　パラノーマルアクティビティのシリーズ第４弾です。こちらのシリーズも１作目は面白く観て、２作目はガッカリ、３作目は見もせず、４作目を観ました。
　前半はただただビデオカメラをゲットした若者が動画撮影に興じるバカな様子をひたすら見せられます（泣）早送りしたい気持ちを我慢するのが大変でした・・・。
　体に歯型が浮き出て呪いが発動した後も、悪魔？や魔女との戦いを見づらい画面で見ることになります。モキュメンタリーものということを考えると仕方ないのかもしれませんが、描写がやりすぎで本物っぽさがない（泣）べつにドキドキもしないし面白くなかったです。
　モキュメンタリーというジャンルが確立され、色々な作品が出てきましたが、ブレアウィッチを見た時ほどの衝撃がないですよね・・・。

ジグソウ：ソウ・レガシー

　以前のソウ・シリーズは１作目で度肝を抜かれ、２作目でどんなふうにシリーズが展開するかワクワクし、３作目以降はどんどんガッカリし、最終作では「もういいや・・・」と完全に失望して終わりました。ゲオをフラフラしていたら、このタイトルが目に留まりチェックしてみました。
　冒頭、５人がバケツみたいなヤツをかぶらされ、鎖につながれている・・・という場目を見た時は１作目を思い出してちょっと期待して見始めましたよ。でも・・・、つまらなかった（泣）早送りしそうになりました（泣）ストーリーもジグソウのゲームもなんだかイマイチ。グロテクスシーンもやりすぎな感があって、痛みに共感せず冷めた目で見てしまいました。２作目までは心の中で「痛い！痛い！」と思っていたんですけどね・・・。結局、一瞬ですがトビン・ベルのジグソウが見れて嬉しかっただけでした。
　こちらはシリーズ化されるんでしょうか。あまり期待していませんが・・・。

カメラを止めるな！

　いつものように、ゾンビ映画を求めて見始めました。見始めてすぐに、演技やストーリーに不自然さを感じて、これは違った見方で鑑賞したほうがいいなと思いました。案の定、なんだか違和感のあるゾンビ映画はほどなく終わり、エンドロールが流れます。でも、映画は続きます。
　こちらの映画をホラー作品だと思って見始めて、見方を変えられないまま見ちゃうと不満が出るかもしれませんね。私は途中で見方をチェンジできたので、むしろ後半の方が面白かったです！応援しながら見ちゃいましたし、見終わった後も清々しい気持ちでした♪
　ネットのニュースで、権利の問題がどうこうという記事も見たりしましたが、純粋に面白かったですよ（笑）

127時間

　実話が元になっている映画でした。とある若者がいつものようにクライミングを楽しんでいると、捕まった岩が崩れ、崖下まで落下！右手は岸壁と落ちた岩に挟まれ身動きができない！なんとか生還しようと奮闘する主人公・・・というお話でした。
　とにかく痛々しかった（泣）手を岩に挟まれるのはもちろんですが、よく切れないナイフで皮膚を切断したり、最後は自力で骨をネジ折って・・・（泣）自分だったら生きようとする執念が、こんな痛みを経験することに打ち勝つだろうか？と想像すると、感嘆しかありませんでした。
　主人公が死と直面しながら、今までの自分の生活すべてがこの岩場につながっていた！と自分の人生を振り返り、自分を見つめ直している場面では、私も誠実に生きようと考えさせらました。痛くて見るのが辛かったけど、見て良かったです。